Report.30 見慣れた街も時間を変えると姿が変わる!「石橋まち歩き ”朝散歩編”」

みなさんこんにちは!レポーターの永山です。
朝夕はめっきり冷え込む季節になってきましたね。お布団から出るのもひと苦労ですが、季節が変わるさまを五感で味わえる貴重な時期ではないでしょうか。

暖をアウターでとろうかインナーでとろうか迷うこんな時期、シモツケ大学では2023年11月23日(木)に「石橋まち歩き ”朝散歩編”」を開催しました!

今回のまちあるきでは「時間」を変えてまち歩きを行いました。
・場所は変えずに時間を変える。
・歩きだからこそルートを変える。
「石橋まち歩き ”朝散歩編”」は、時間やルートを変えて日常の中の非日常を見つけることで、石橋の新たな魅力を発見するイベントです。

お申し込みはすぐに定員に達し満員御礼!
どんな石橋を見つけることができたのか、その様子をご紹介します!

朝散歩、出発は日の出前。

出発は街が目覚める日の出前。息が白くなるくらいの寒さの中、シェアスペース&マーケット「WEL」から朝散歩のスタートです。
参加者のみなさんからは「さむいさむい」と声が聞こえましたが、その声はどこか高揚感に包まれていました。
朝ならではの静けさも相まって、わたしたちで石橋をひとり占めしているような気持ちです。

車では通れないような道をどんどん進んでいきます。
「こんなところにこんな道があったんだ」
「普段は車でしか行動しないからすごく新鮮!」
「こんな看板があったなんて知らなかった!」
そんな声がみなさんからたくさんあがっていました。食う寝る住むために暮らす街が、まるで初めて見た場所のように見えるワクワク感は、どうやら子どもも大人も関係なく味わうことのできる感情のようです。

私がとくにグッときたのは歩道橋です。かつてこの歩道橋をこれだけの人が同時に利用したことがあるのだろうかと考えるほどに人がぎゅうぎゅうでした。きっと歩道橋も喜んでいたはずです。

石橋にあたらしい朝がきた!!!

石橋駅を通過し、線路沿いの道を歩いていたころ、朝日が顔を出し始めました。
みなさん思わずカメラを向けてシャッターを切ります。毎日昇る太陽ですが、なぜかこの日はとても神聖なものに感じました。
田んぼに気になるものを見つけて写真を撮る方、道路にある境界杭(境界点を示す標識)を発見したお子さん。みなさん自由に朝散歩を満喫していました。

電車が踏切を通過する様子を撮影するお子さんたち。夢中になって撮影している姿がとてもかわいらしいです。ついさっきまで眠い目をこすっていた私も、朝日や電車、鳥が沼を泳ぐ姿など、街がたしかに動いていることを感じてすっかり目が覚めていました。


静かな住宅街と大通りを通りぬけ、にぎわい広場に到着!小平重吉像にあいさつをして、ゴールのWELを目指します。途中の下谷田遊歩道で記念撮影をし、無事にWELに到着しました!

朝散歩は出会いの宝庫

心地よい疲労感の中、WELでみなさんと朝散歩の振り返りをしました。
みなさんが撮影した写真をプロジェクターに映して感想を教えてもらったのですが、同じ道を散歩していたのにも関わらず、同じ写真があまりなかったことがとても印象的でした。

見慣れた街も、時間を変えるだけでこんなにも違う姿を見せてくれることに、わたしを含めみなさんとても驚き、楽しんでくださったと思います。

おおよそ1万歩ほど歩きましたが、ほんとうにあっという間の時間でした!

シモツケ大学では他にもさまざまなイベントを企画しています。
すこしでも興味を持った方はぜひイベントにお越しください!
あなたのご参加をお待ちしております。

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